◆花見山公園
「花見山公園」の紅葉をおすすめする理由は、その名の通り、春は桜をはじめ、梅、レンギョウ、ボケ、モクレン、ハナモモなどの花が一斉に咲いて壮観な点です。
さらに秋になるとこの桜や梅などの木々が、今度は赤や金色、オレンジ色などに染まるのです。
春の美しさは「福島に桃源郷あり」と言われるほどですが、秋の花見山もまた春とは味わいがちがい、まさに錦の美しさです。
モミジやイチョウも真っ赤に色づき、野鳥のさえずりを聴きながらゆっくりと散策できます。
そして、公園へのアクセスも豊富です。
市営バス、タクシー、もちろん駐車場もあります。
足が不自由、車椅子だから山はちょっと、と言う方も出かける前に「ふくしまバリアフリーツアーセンター(福島駅西口観光案内所内)」に連絡してみてください。
こちらのスタッフが歩行に不安のあるお客様のサポートをしてくれます。
ぜひ花見山公園に出向いてみてください。
紅葉見頃 | 11月上旬~11月中旬 |
住所 | 〒960-8141 福島県福島市渡利 |
アクセス | 【電車】JR福島駅から渡利南回りバス約15分、花見山入口下車徒歩25分。 JR福島駅から花見山臨時直行バス下車徒歩15分 【車】東北道福島西ICまたは福島飯坂ICから約30分 |
駐車場 | あり 有料 |
お問い合わせ | 024-531-6428 福島観光案内所 |
◆五色沼湖沼群
福島県の裏磐梯にある「五色沼」という観光スポットは、深い森の中を散策することができる、とても自然豊かな場所です。
ここには、磐梯山の噴火で作られたたくさんの沼がありますが、それぞれが絶妙に違う色合いのきれいなブルーやグリーンに輝き神秘的です。
紅葉の時期には、沼のブルーとまわりの木々の赤や木がお互いを引き立てあって、とても鮮やかな景色をつくります。
中でも一番有名な「毘沙門沼」という沼は、湖畔に生えているカエデが真っ赤に染まりブルーの水面の上で一際輝いて見えます。
写真映えも文句なし!
さらに、お天気が良ければ沼のむこうに磐梯山の姿も間近に見ることができます。
毘沙門沼ではボートを漕ぐことができるので、のんびり水の上から紅葉を楽しむこともできますし、ハイキングが好きな方はたくさんの沼の間を縫うように歩く散策路もおすすめ!
涼しい高原の空気、木の実や草紅葉など、全身で秋を感じることができるはずです。
五色沼は国立公園に指定されているほど奥深い自然が残っている場所なので、いろいろな動物たちも住んでいます。
もしかしたら、かわいい野生の小動物に会うことができるかもしれません。
紅葉見頃 | 10月中旬~11月上旬 |
住所 | 〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村大字檜原 |
アクセス | 【電車】JR猪苗代駅から磐梯東都バス休暇村・桧原行きで約25分、五色沼入口下車 【車】磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道459号経由で約25分 |
駐車場 | 80台 裏磐梯ビジターセンター、無料 |
お問い合わせ | 0241-32-2349 裏磐梯観光協会 |
◆只見線沿線
ローカル列車只見線は、新潟県魚沼市の小出駅から福島県会津若松市の会津若松駅を結ぶ路線全長約135kmの路線です。
利用者は少なく、朝と夕方に高校生が通学に利用するくらいです。
そんな田舎町を50キロほどでゆっくり走るのが只見線なのです。
沿線周辺は山が多く、秋になると赤や黄色に染まります。
また、電車が川をわたる際などは、視界が開け山の紅葉と川と、場所によっては赤いアーチ橋の組み合わせが最高に美しいです。
私のお気に入りの場所は、新潟県魚沼市の守門地区大倉沢のアーチ橋付近です。
山の岩肌に紅葉した赤や黄色の木々が生え、そのすぐ下を深い緑色の穏やかな川が流れています。
そして、そこに赤いアーチ橋が掛かっている光景はため息が出るほど感動があります。
生まれてから30年ほどこの地にすんでいますが、いつ見てもこの場所は綺麗で見飽きません。
他にも、只見線沿線は山と川が多いのできれいな紅葉スポットが沢山あります。
ゆっくりと走るローカル列車に乗って、秋の晴れた日の風を感じながら見る紅葉は、本当に気持ちが良いものです。
ぜひ知皆さんに体験していただきたいです。
紅葉見頃 | 10月中旬~11月中旬 |
住所 | 新潟県魚沼市~福島県只見町 |
アクセス | 小出駅または会津若松駅から乗車 |
駐車場 | – |
お問い合わせ | 025-792-7300 魚沼市観光協会 0241-82-5250 只見町観光まちづくり協会 |